R社 様(産業廃棄物収集運搬・資源物の卸売業)
私は、産業廃棄物収集運搬業と資源物の卸売業を営んでおります。1都5県における収集運搬の許認可を保有しており、創業17年の実績に基づくノウハウや排出事業者等との広いネットワークを有していること、廃プラスチックの買取・販売ルートを確立していることが自社価値として自慢できるものでした。
しかし、近年の社会情勢や流通・産廃業界の意識の変化、流れからは「精度の高い廃プラスチックを仕入れてリサイクル業者に販売する」ということだけでは社会的意義を感じることができなくなってきたというのが個人的な見解でした。
企業として事業を展開するのであれば、社会に誇れる取り組みに挑戦していくことが最重要課題と日々感じていたこともあり、数年前から自社内で廃プラスチックをリサイクルへ繋げる事業計画書を練っていました。
そんなとき、リサイクル事業への国の取り組み、SDGs、プラスチック資源の資源循環不足による自然破壊、バーゼル規制などの社会情勢をきっかけに、この事業計画の実施に踏み出すためPADDLEさんをご紹介いただきました。
はじめてお会いした時は、事業計画書を見て、その規模感に驚かれていました。それもそのはず、事業計画は「プラスチックのマテリアルリサイクルへの進出」という内容で、必要な予算は3億5千万円。
こんな大規模な事業計画は、なかなかお目に掛からない、、、と仰っておりましたが、「この事業には社会的価値と意義がある。また、日本だけでなく世界を良くするためのものだ!」とご賛同いただいたことで、私もやる気になりました。
資金的な課題解決には、補助金と銀行融資に分けて考えるということでプランを練っていただきました。それだけでなく、税制優遇措置を受けられる国・地方自治体の制度もご紹介いただきました。当初は、建設予定地を紹介してくれたのがメインバンクということもあり、銀行融資の目途は立っていた…つもりでしたが、いざふたを開けてみるとメインバンクからの通達は「融資不可」でした。この時すでに補助金の採択は決定していましたが、メインバンクからの融資が受けられないという連絡は、私たちを絶望させました。まさに、突然はしごを外された気分でした。
大規模な事業というものは、資金の目途が1つ滞れば、全ての実行が不可能になります。私たちは、この通達により事業のストップを検討せざるを得ませんでしたが、そんななかでもPADDLEさんは、懸命に融資先を探し回ってくれました。私どもが描いた事業計画が「社会的意義のあることだ」と信じ、融資先に熱弁してくれていました。
しかし、私も経営者です。そんなに都合よく融資先が現れるとは思っていませんでした。事業のクローズを現実的に意識したとき、PADDLEさんから連絡をいただきました。「社長。融資いただける銀行が見つかりました!」と。
私は驚きました。PADDLEさんの熱意が、私の事業を動かしてくれたと、心から感謝しました。また、このような状況では事業者が不利になるような条件を突き付けられることも多いですが、金利面、報告事項などについても通常融資と変わらない内容で話がまとまりました。
いま現在、本事業は栃木県下野市で建設がスタートしています。社会的意義を目指す私たちの事業をサポートしてくれたPADDLEさんに心から感謝を申し上げます。 そして、いまHPを作っていると聞きました。お客様の声というコンテンツで、私の声が掲載されることを心から喜んでおります。
本文を読んでいただいた皆様。私は、心からPADDLEさんをお勧めいたします。必ず皆様のお力になってくれるはずです。